FXで負ける確率 80% 政府調査

FXにおける損失を被るとされている人は約80%以上と言われている。Autorité des marchés financiers2014)によると、14,799人の投資家のうち損失を出した投資家が89%一人当たりの平均損失は10,887ユーロ(1,415,310円 1ユーロ130円計算)となっている。

また損失額分布では中央値-1,843ユーロ(239,130円 1ユーロ130円計算)となっていた。このことからわかる通り、FXで実際に取引している89%の人たちが負けていることがわかる。実際に筆者もFXにおける外国為替取引において4月2日から9月14日までで135,000円の損失を出し、強制ロストカットを何度も経験し、相場を退場していきた。


  筆者はこれまでのFXにおける取引で買いのポジション、売りポジションを持つところから強制ロストカットされるまでに、共通点があると考え、本卒業研究ではFXの過去の取引履歴から、4月2日から9月14日の期間のうちに取引量の一番多かったドル円(以下、「usdjpy」)の取引を中心に135,000円の損失を出した。

 筆者はこれまで4月2日から9月14日までのFXでのusdjpyで行ってきた主な投資方法は相場の波に従う順張り戦略を取っており、その中で買い主体の投資方法を取っている。これは菊田他(2018)が述べている7割の投資家の特徴に当てはまる。また、実際の取引総数はTrading Point (Seychelles) Limited(以下、「取引履歴」)より253回、買いのポジションでの取引回数は162回、売りのポジションでの取引回数は91回となっており、1回の取引期間は短期間で売り買いを行うスキャルピング(短期間で売買)、デイトレード(1時間から1日)をメインにして為替投資をしている。チャートは1分足、5分足、15分足、と徐々にローソク足の間隔を変えていき、相場の流れを確認し、売り買いのポイントはインジケーターの移動平均線を目安に、移動平均線からの乖離の幅により買いのポジションまた、売りのポジションで相場に入っていく。移動平均線とは指定した期間内の値動きを平均したものであり、筆者は25日移動平均線を使い相場のトレンドを考察している。
 また、ナンピン手法(例usdjpyで1ドル100円の時買いポジションで入った場合、その後99円まで下がった場合、99円のときに1ドル100円の時と同数のlotで取引した場合買付価格のレートが99円と100円の平均レートが99.5となる)、ピラミッティング取引(買いポジション、売りポジションででた含み益でさらに取引をする行為)を行なっている。


参考文献付録参照

Autorité des marchés financiers 2014

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